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2013-10-27

帰って来たクラブマン / 続CLUBMAN ESTATE レストア日誌



CLUBMAN ESTATEの心臓移植が無事済んだ。

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最近の夏の酷い暑さを考えると、
エアコンなしのドライブはもう考えられない。
結局、エアコンの効きを優先して、
97年以降の1300インジェクションのエンジンを
ミッションも含めてオーバホールして積み換える事に。

10年近くらくちんなAT車に乗っていたから、
どうもシフトチェンジがぎこちない。
油断してると、
信号待ちからのスタートでストンとエンストなんてことになる。

でも、改めて運転してみてわかった事は、
やっぱりMINIはマニュアル車がいいということ。

なによりドライブフィーリングがきびきびとしていい。
1速のトルクの強さ、
2速、3速でぐいぐいと伸びる感じ。
長年のAT車の運転で忘れていたけど、
MINIってこれだよね。ってひとりつぶやく。
コーナー手前、
ダブルクラッチ、ローリングトウでエンジン回転数合わせて、
クイッと抜けて行く感じなんかは
MINIならではの快感。

窓を全開にして、
海岸線のワインディングロードを攻めるのが最近のたのしみ。



意外だったのは、
燃費がすごく良くなった事。
高速道路の巡航運転だと17KM/Lくらいまで伸びる。
ちょっとしたエコカーじゃないか。
走りもいいし。

LOTUS CALIFORNIA たなかひろし

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left/下ろしたATエンジン  
right/リビルトの完了したMTエンジン

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2012-08-28

HAVE YOU EVER SEEN THE RAIN?



気の置けない仲間とひさしぶりのサーフキャンプに出かけた。

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20年来の相棒のテントをきれいに洗って、
30年来の相棒のストーブをメンテナンスして、
40年現役の車に家族5人を乗せて...。

これでトラブルのないほうがおかしい。


ぼくらのMINIは朝の涼しいうちに淡路島を快調に抜けていった。
徳島市にはいったあたりから
なんだか雲行きがあやしくなってくる。
突然の大雨で友達のMINIがエンジンストップ。
車から出て、ひとりで路肩まで押していく。
クラシック...。
路肩に止めた僕の車は後部スライドドアから水があふれて入ってくる。
旧車に大雨はきびしい。


その後も今回のサーフキャンプは延々と雨に泣かされた。


お気に入りのリーフポイントはがらがらの貸し切り状態。
腰胸サイズのファンウェーブ。
気持ちよく波乗りしてるとまた西の空があやしい。
あっという間にまっくろな雲がやってきて
雨が降り始めたかと思うと、
かみなりがすぐ近くで騒ぎだす。
かみなりに打たれたらしゃれにもならない。

朝方にはテント内に響くものすごい音とかみなりの閃光でたたき起こされる。
真上にかみなり雲があるのかというくらいの爆音。
110dbは超えてる。
かみなりが光ると、まるで電球の中にいるのかというくらいのまぶしさ。

しかもテント内に雨水が浸水してきてスリーピングマットはびしゃびしゃに...。
かみなりの爆音とテントを叩く雨とのセッションは激しさを増すばかりで
まるでINDIGO JAM UNITのドラムとパーカッションのよう。
あまりの激しさにテントから出れない。
無駄な抵抗はあきらめて、濡れたマットの上に横になる。
そのうちテント内のどこかしらからぽつぽつと水滴が落ちてくる。
うまい具合に横になっている僕の耳の穴を直撃してくる。
あまりの踏んだり蹴ったり具合に面白くなってにやにやしてしまう。

雨男はいったいどいつなんだー。

lotus california たなかひろし


D

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(昼間はこんなに晴れてたんだけどなー。)




2012-07-28

CLUBMAN ESTATE アップグレード日誌 VOL.1



クラブマンのレストアも無事終わり、
ドライブを楽しむ日々。

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でも、もうすこしいい音で音楽聴きたいなと、
今度はクラブマンのスピーカーのアップデートを...。

MINIに乗ったことがあればわかるだろうけど。
高速道路なんかを走ると、
エンジン音やら吸気音やらボディの風切り音やらに加え、
タイヤのパターンノイズやらロードノイズやら
いろんな音域のノイズたちが
渾然一体のフルオーケストラ状態となって降り注いでくるので、
車内では何の楽器がなってるのかなんてことは
さっぱりわからなくなるのが
この車の弱点。

まあ、そもそも60年代設計の大衆車だから、
風洞で空力抵抗の実験なんて受けて開発している
いまどきの高級セダンやスポーツカーとはわけが違う。


『エンジン音が最高のBGMさ。』なんてのは
足回り固めてエンジンチューンに命をかけてる
走りのマニアに任せておいて。
夏場の快適さを求めてさっさと
1300ccインジェクションエンジンにスワップ済みの僕は
音響環境もアップデートの為、
カーステレオの4CH化に着手する。



音も見栄えも我慢ならなかった
7インチスピーカーの付いたドアポケットはお払い箱に。
だいたい旧車にグラスファイバー製のドアポケットなんて
ハリスツイードのジャケットにフリースのマフラーくらいの野暮ったさ。
まあ、美意識の問題ではあるけど。

後ろのスピーカーは時代性も踏まえて
BOSE 101RDにすんなりと決定。
80年代、ちょっと気の利いた車のリアにはこれが乗っかっていた。
音も今のBOSEほど低域過剰のブーミィーなサウンドではない。
ハイエンドスピーカーメーカーの完璧なフラット再生音とはいわないけど、
車外オーケストラ付きのミニにはちょうどいい塩梅。

配線用の道具を手にめんどくさがりやの僕は汗を流してひと仕事。

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音だししてみるとこれがなかなかのもの。
これだけでもいいんだけど...。

よし、次はフロントだ。
なにごともフロントラインが重要だし。

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lotus california たなかひろし




2012-06-30

CLUBMAN ESTATE レストア日誌 VOL.8



僕のクラブマンもレストア入庫して6か月になる。

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ほぼ、内装の組み込みも終わって完成と思いきや、
用意していた当時ものの純正ステアリングホイールがはまらないことが判明。
僕のクラブマンはすでに1300CCのインジェクションエンジンにコンバート済みの為、
ステアリングのセンターの直径とステーのそれとがまったく合わない...。
インジェクションモデルのステアリングステーが
不細工に太いのが気に入ってなかった僕は、
ここぞとばかり、旧車のステーを移植することにした。
うまい具合にキー付きのステーが親方のストックから出てくるもんだから。

趣味のことで妥協は良くない。
普通なら、ワンオフでボスを作って組み込むんだろうけど。

親方曰く、
インジェクションエンジンの積み替えで
古いステーを新しいのにしたことはあるけど、
その反対はしたことがないなー。と腕組み。

インジェクションの方がいろいろと配線が多いので、
それをどこかに逃がしてスイッチを増設して...。
あーやって、こーやって...。
作業をしない僕はその辺りの話はあまり記憶にない。

“また無理言ってますよねー。”という僕に
“いやぁー。”と親方は苦笑い。


週明けの火曜日に仕上がるらしい。
波があがったら、
海岸線を気持ちよくながすつもり。

古いステアリング握って。

ロータスカリフォルニア たなかひろし




2012-05-08

CLUBMAN ESTATE レストア日誌 VOL.7



いつごろ仕上がるのー?という声もちらほら...。

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親方の手による熱心なボディのさび処理と板金も終わり、
ついに車体のサーフェイサー掛けが終了。
手渡されたCD-ROM2枚にわたるレストア行程の写真をみてると
その仕事量の多さと丁寧さに僕の頭は下がる。
まるで工事現場の看板の人のように。

せっかくだし色も変えようかと考えたけど、
結局オリジナルの色で再塗装をすることにした。
ミッドナイトブルーだと車体が小さく見えるし、
僕にとってはドイツ車のイメージ。
チョコレートブラウンだと街はいいけど海が似合わない。AND SO ON...

後はイギリスから内装の届くのを待って組み上げるのみというところまで
ようやくこぎ着けた。(僕がやってるわけじゃないけど。)

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ドアヒンジも悪くなっていたので4点中3点を取り替え。


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いまでも新聞紙は使うようで。
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サフ掛けされてプラモデルのパーツのようなCLUBMAN。


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これが...。
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こう。

うーん、もう少しだ。

ロータスカリフォルニア たなかひろし





2012-04-24

CLUBMAN ESTATE レストア日誌 VOL.6



自分でパーツを手配していると時々うまくいかないこともある。


エステートの後部スライドドアのアンダーレールがいつものMINI SPARESで欠品中。
次回入荷の予定は未定。
仕方ないのでイギリスの他のパーツ屋で手配していた。
なかなか届かないのでメールで問い合わせすると違う住所にデリバリーして戻って来たとのこと...。
すぐに送るから待ってくれとも。

で、ようやく届いたパッキンが見るからにおかしい。
オリジナルは金属の補強の入った固いものなのに、
なぜかちいさく丸い形状の梱包。

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そんなわけないんだけど、
とりあえず開封してみたら出て来たのは
くるくるとぜんまいのように巻かれた状態のゴムパーツ。

手抜きパーツとでもいうべきクニャクニャのただのゴムレール。
本来あるべき素材でもなければ
ガラスのすべりを良くするための生地も貼っていないし、
水抜きの穴もない。
おまけに幅サイズもちがっているという致命的なお粗末さ。

ちゃんとパーツナンバー確認してオーダーしてるのに。
でもそういえばプライスも送料も安かった...。

“まあ、いいかー。”
とはここで言わない。
こんなのでとりあえず妥協してレストア進めると
あとで絶対に後悔してやり直すことになるのは
自分の性格上わかってる。

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左がなんだかなーなパーツ、右が新たに取り寄せたかくあるべきパーツ。
こんなんで同じ品番でウェブ販売するのは犯罪行為ではと。

これでパーツ集めは終了。
あとはシートと内装がNEWTON COMMERCIAL社から届けば
貼り直してレストア完了。(の予定。)

たなかひろし ロータスカリフォルニア





2012-04-10

CLUBMAN ESTATE レストア日誌 VOL.5



旧車乗りの一番の心配はさびの進行。

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ワーゲンみたいに車体ごと錆び止め材のプールにドブ漬けしていないミニは
ペイントされていない鉄板の合わせ目に湿気が回り込んで
知らないうちにさび始める。
それが年々進行していく。
ゆっくりとゆっくりと。
でもしっかりと。


僕のクラブマンも一見はきれいだけど、
お化粧落とすと素顔は大変なことに。
年齢はごまかせません。
今回はファンデーションでごまかすような小技は使わず
素肌のお手入れを徹底的にすることに。

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レストア用のサイドシル新品社外品。
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さびてるボディ本体底のサイド部分は本格的な
切った貼ったの移植手術の予定。
パッチ当てで見た目きれいにしてもすぐにさびるからね。

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イノチェンティの右側ドアも下部分にさびがでているので
これもさびとりしてパテ埋めなんて半端なことははせず
新品パネルの張り替えをすることに。
ちなみにドアのパネル一枚を英語ではスキンといいます。
そう、お肌の手入れはしっかりとね。

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タイヤハウスは結構なさびが...。
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GOOD JOB.


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ここはてごわいぞー。と言っただろうか。
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火花ちらせて...。
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ひきちぎられたサイドシル。
ミニの場合ここと各ドアの下部は余程のことがないかぎりさびてます。

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身から出たさび。結構な量。
やれやれ。

つづく。(まだまだ。)

ロータスカリフォルニア たなかひろし





2012-02-28

CLUBMAN RESTORE 日誌 VOL.4



ドーナツ片手にマグカップで朝食。

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なにものんびりしているわけじゃない。
昨日、THE NEWTON COMMERCIALから1週間とかからずにスワッチが届いていた。
(たいていの場合、イギリス人は仕事が丁寧で早い。)
なので、朝一番に自然光でクラブマンのシートと内装パネルの色決めにとりかかる。
友達からの差し入れのドーナツで寝ぼけた脳に糖分チャージ。
こういうことには勢いと糖分が必須。

しかし最近のビニルレザーって本当に良くできている。
ぱっと見た目はほとんど本革。
子ども達相手にどっちがビニルか本皮かを当てっこするけど
不正解連発...。
でも触らせるとさすがにきっちり正解する。
ビニルは素材独特のぺたっとした感触がある。
皮は程よく湿っていてその表面はさらっとしている。

ねぇ、本物は触ればわかるんだよ、触ればね。

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写真のサンプルは上下でビニルと皮とを分けてあります。
見た目でわかりますか。


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今回ほとんどのパーツ集めを海外のいろいろな業者と
ネット上でやりとりしているので、
こういう手書きのメッセージがついているとやっぱりほっとする。

いろいろ無理をきいてもらってるし、完成したら写真と手紙を送らなきゃね。

つづく。

ロータスカリフォルニア たなかひろし





2012-02-21

CLBMAN ESTATE レストア日誌 VOL.3



車の内装のレストアってなんでこんなに高いんだろうか。

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ジョギングの途中で見つけた車の内装屋で見積もりをとったら、
あんまりな金額に開いた口が塞がらず、
僕のなで肩の両肩はこれ以上はない位に落ちた。

そのほか数社で見積もりをとってみても同じような結果に...。

なんで皮張りのソファーの張り替え以上の見積もりがでてくるんだろうか。
それなら椅子張り職人にオーダーする手もあるかな。
でもオリジナルの内装にはならないしな..。
'70-'75モデルのちょっぴりスパルタンなオリジナル内装をもくろんでいる僕は、
それなりの仕上がりは求めていない。

で、いろいろ調べてみたら,
元々MINIの内装全般をやっていた英国の会社があって
いまでもやっているらしい。
いいじゃない、本物が手に入るなんて。
MADE IN ENGLAND、いい響きだ。
と舶来好きの僕はにやにやする。

NEWTON COMMERCIAL http://www.newtoncomm.co.uk/home/

さっそくメールで毎日のようにやりとりして、
本日最終の見積もりがメールで届いた。

為替レートがいいのもあるけど、
送料込みで実に3分の1以下の見積もり。
しかもフロントとリアシートは本革仕様で。
本皮使いにするとシートだけでかるく2倍以上になるから
日本国内の手配ではあきらめていたんだけど。

メーカー泣かせの僕はここでも別注計画を進める。
本来クラブマンの初期型シートデザインにはリクライニング仕様はないんだけど、
無理いって作ってもらう。
さらに今回イノチェンティのドアを移植するので、
クラブマンのドアパネルでは各ハンドルの位置が違うから
初期型クラブマンのデザインパネルにイノチェンティの穴を開けれるかと打診。

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イノチェンティのドア内側。

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こちらがクラブマンデザインにイノチェンティの穴を開ける仕様。
はやくも型紙つくって写真送って来てくれた。

はじめは赤のレザーは英国内にストックがないから無理なんていってきたけど、
それは困る。
"THE LEATHER SEAT IS MY OBSESSION."
この一言で僕はがぶり寄った。
すると、
タータンレッドはないけれど、チェロキーレッドなら手配できると。
MK-1なんかはチェロキーレッドでかっこいいし、
ブラウンにもいいのがあるから、きょうサンプルを送るよ。
君の好きなのを選ぶといいよ。
とずいぶん前のめりに。

熱意があればやってくれるんだよね、
好きでやってる人たちだからこちらの本気度が伝わると
いろんな提案やアドバイスもしてくれる。

さあ、シートの皮サンプル早く届かないかなー。


つづく。

ロータスカリフォルニア たなかひろし





2012-02-10

CLUBMAN ESTATE レストア日誌 VOL.2



最近の僕はというと、
レストアするクラブマンエステートの内外装のプランニングにいそしむ毎日。

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外装パーツを外されプラモデルのようなフレームを前に
子どもに戻った僕の構想は果てしない。

うーん、塗装は純正色のこのままで再塗装して、
グリルの黒い塗装を剥離してアルミむきだしにしてよりスパルタンに...。
内装は初期型のクラシックなスポーツ使用のシートにして...。
真っ赤なレザーシートがいいな...。
エトセトラ。
こういう時期が一番楽しい。

あとで見積もりを手にして大人の僕は悪い汗をかくんだろうけど...。


じつはひとつどうしてもやりたいことがある。

イタリアinnocentiのミニのドアを移植しようという計画。
要は三角窓が欲しいわけで...。
60年代のビートルズの連中がのっていたミニが三角窓がついていてかっこいい。
これがテーブルについたしみのように頭の中から払拭できない。

ビートルズの面々が乗っていたのはただのMINIではなく、
英国コーチビルダーHAROLD RADFORD社製のMINI。
http://www.radfordmini.free-online.co.uk/ (詳しくはこちら。)
三角窓とパワーウィンドー、パワーキャンバストップ。
コノリーレザーの内装とシート。
てんこもりのメーター類。
さしずめMINIの豪華版。
(リンゴのはドラムが積めるように後部ハッチバック仕様。本当に運んでいたかは疑わしい。)

運良く工場の社長が持ってるイノチェンティのドアを譲ってもらえることになったので、
これでドナーの調達は完了。
でもゴムパーツはひどくいたんでるらしく
僕はインターネットでパーツ探しの旅に...。
こんな車でもたいていのパーツは世界中のどこかのマニアのもとにある。
ひと昔前ならファックスで何度かのやりとりの上,
銀行で外貨送金して大変だったけど。
ありがたいことにいまは人差し指一本。
“CLIC!"
で、古い英国車のパーツがベルギーやらドイツやらはたまた金沢などから僕のもとに集まってくる。

でも、超レアパーツは人づてでしか手に入らないんだよね。

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金沢から届いたオリジナルのホーン。

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こちらもオリジナルの初期型ハンドル。

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“ポール・マッカートニーが三角窓付きの マークⅠに乗っててね、
あれを見ていつかはやろうと思ってて置いてたんだけどねー。”と社長。
同じようなこと考えてる人っているんだ。

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手放したくないんだけどねーと惜しむ工場の社長から
半ば強引に譲ってもらったinnocenti miniのドア。


つづく。


ロータスカリフォルニア たなかひろし





2012-02-03

CLUBMAN ESTATE レストア日誌 VOL.1



車はまる目の2灯と決めている僕がはじめて買った車がMINIで、
以来海外にいた頃を除いてずっとMINI党。

乗ったことのある人なら解るだろうけど、
あのラバーコーン独特の固いサスペンションとFFのもたらすハンドリングが好き。
コーナーにぐっーと目一杯つっこんでいって、
くいっと曲がる感覚がゴーカートのようで好き。

実は今回いろんなことが重なって
CLUBMANを本格的なレストアすることにした。

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といっても僕はプランニングだけで、
信頼できる熟練のメカニックにお願いするわけですが。

なにしろ御年36歳にもなる車。
国産車なんて4~5年でニューモデルの新車に乗り換えていくようなこの世の中に
夏は高温多湿、冬は乾燥低温という過酷な条件の
アジアの辺境でまだ生き残っていること自体が貴重。
おまけにMINI好きにも”醜いアヒルの子扱い”をうける不人気車のCLUBMAN。
絶滅危機品種の認定が必要だとおもっていたら
案外とここ日本に生息しているらしい。

このレストアの為に画像検索してみたら結構いました...。
世の中には物好きが割と多いようで。


工場にて。

塗装の浮いているところをめくりだすと、
予想はしていたけどさびがあちらこちらから顔を出す。
モグラたたきみたいに、出てくるさびをとことんやっつけてもらうことにして、
僕は写真撮影。

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MINIの最大の弱点、Aピラーまわりのさび。

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MINIのゆるぎない弱点、フロアー下まわりのさび。

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MINIのひっそりと弱点、窓枠まわりのさび。

こうやってみると結構なさびがまわっているようだけど、
致命的なくさりは無かったもよう。
工場の社長曰く、
”塗装はがしてみたらあちゃー。もう見てないことにしたいやつあるからねー。”
”これはぜんぜんましやわ。ドアの下部もきれいし。”
とのこと。
痛みのひどいフロアー両サイドはデットストックのオリジナルフレームで
張り替えてその他のさびは切って貼っての板金でなんとかなりそう。

暖かくなる頃、海岸線のワインディングロードを流すことを考える毎日です。


この日誌はレストア完了までシリーズでお送りいたします。

ロータスカリフォルニア たなかひろし