2015-08-22

A's BURGERS DANA POINT AAA

ハンバーガーってやっぱりうまい。
と思わせてくれるのがこのお店。





ダナポイントのPCH沿いにあるA's BURGERが僕の一番のお気に入り。
ドヒニーで波乗りのあとテクテクと歩いていく。
ローカルに人気のバーガーショップでいつも賑わっている。
ちょいと有名なサーファーもすぐ横でハンバーガーをほうばっていたりする。
南カリフォルニアらしくメキシカンのメニューもあるけど
人気なのはハンバーガー。
シンプルにバンズとパティとトマトのスライス。
オニオンリングを追加するのを忘れちゃいけない。
糖質制限はさておき。

がぶりとかぶりつくと肉汁が口の中いっぱいにジュワーと溢れ出てくる。
バンズは甘みをおさえていて、
かめばかむ程に双方のうまみを感じる。







甘すぎるバンズに肉の味のしないハンバーガーを食べなれた娘がひとこと。
うわぁ〜なにこれ、おいしすぎるやん。って。

肉汁のナイアガラや〜。とまではいいませんでしたが。


ロータスカリフォルニア たなかひろし


BGM: HIKOMARO グループ魂



これも最高。


2015-08-15

THE STAIRWAY TO HEAVEN.



カリフォルニアのクラシックポイントの中でも
そのゆったりとした波質と雰囲気の良さで一番好きなポイントがここ。
水がとてもきれいだし、
ビーチはきれいな砂。
そしてポイントへのエントリーがとても楽。




ちいさな駐車場しかないので
ふだんはそれほど混むことも無いし、
南うねりをひらう夏のこの時期はファンウェーブ。
南カリフォルニアにおけるクラシックサーフィンの聖地でもあるこのポイントには、
サーフィンという文化を愛する人たちが集まってくる。
目を三角にしていきりたってるような無粋な輩はいないし、
排他的な妙なローカリズムとは無縁の場所。

みんなまわりのサーファーとやってくる波をシェアしている。

海から上がってくる連中は、
いい波だぞ。
楽しみなよ。
なんて調子。


にやにやしながらパドルアウトしていくと、
どう見ても70歳くらいのおじいちゃんが
深いボトムターンからのオフザリップ。
10歳くらいの少年がノーズに足を掛けたまま
ヘッドディップしながらセクションを抜けていく。
ピークから外れたところで波待ちのベースボールキャップのご仁は
スケッグファーストでテイクオフ、
すぐに板を反転させて深いボトムターンしてプルアウト。

自分のスタイルで波乗りを楽しんでいる。
たまらない。


岬に沿って割れる波は、
底に根を張るケルプのおかげでゆったりとブレイクする。
アウトのピークで波を捕まえると、
ポケットに入ったままカットバックを繰り返して
インサイドのビーチまで延々と乗って来れる。

心地いい疲れと満足感のあとにはまだやることが。
崖に貼り付いた急勾配の階段をのぼることが最後のタスク。
重たいボードを頭の上にのせて、
くたくたで重たい足を一歩一歩上へと進める。



行きは天国への階段なんだけど
帰りは自分の足腰との対談となる。
途中で休みたいんだけど後ろがつかえてたりすると休めない。
これがけっこうきつい。


でもパーキングではみんなにやにやしてる。
いい波だったなーって。









ロータスカリフォルニア たなかひろし


BGM: STAIRWAY TO HEAVEN   ACOUSTIC VERSION




FOO FIGHTERS
こうなるともう完全に余興ですね...。
善し悪しは別としてこれもまた楽し。

2015-08-12

BIG WEDNESDAY. / SURFER’S VEHICLE TYPEⅡ




毎年8月の第2水曜日は
南カリフォルニアのタイプⅡを愛するサーファーたちが
仕事をなんとかやっつけて休みをとって
あるいは仕事をほうりなげて、
ここオールドマンズに夜明け前から集結する。

バーベキューして、
サーフィンして
ハングアウト。
ただただみんなにやにやとビーチで過ごす。


60年台となにも変わらないラギットな雰囲気のサンオノフレに
100台近いサーファーのタイプⅡが並ぶ姿は壮観。
カリフォルニアのサーフィン文化の層の厚さに圧倒される。
いわゆるみせるためのぴかぴかのショウカーとは違う
サーファーらしい想い想いのスタイルのタイプⅡがあつまってくる。












 



 
 

 



こんなイヴェントが日本にもあればいいいのにな。


本日の締めはというと、
友達のウエスティーが調子を崩して
ハンティントンまでレッカーで帰宅。
それもまた楽し。
レッカー車の巨大さもアメリカ的で。



ロータスカリフォルニア たなかひろし



ちなみにコンテストは、
波が良すぎて自分のヒートに遅刻...。
性格的にコンテスト向きではないようで笑




2015-08-10

MY GIRL. / TRIP TO CALIFORNIA

久しぶりのカリフォルニア。
いやがうえにも気分が上がる。


今回は娘を連れての二人旅。
二年前の息子とのおとこ二人 旅ほどストイックではない。
総じてオトコ親は娘に甘い。

でもやっぱり、普段通りに僕の好きなカリフォルニアを巡る旅。

ハンティントンにある友達の家にステイして
朝からパシフィックコーストハイウェイを流して
クラシックサーフポイントで波乗り。
昼からちよこちょこと買い付けに車を走らせる。
ローカルのバーガーショップやメキシカンでランチ。
夜はスーパーで買った食材で簡単なサラダを作って食べる。
ディズニーランドも行かないし、
レストランで食事することもない。


いつもの旅のスタイル。



はじめはホームシックで母親とのフェイスタイムで
涙流して言葉詰まらせていた娘も、
帰る頃には、
カリフォルニアっていいね~。
みんなたのしそうだし。
英語できたらもっとたのしめるかな。
なんて調子ですっかり南カリフォルニアのファンに。

英語できなくても
元気いっぱいの笑顔でコミニケーションしてる彼女をみて
僕はにやにや。

僕が伝えたかったのはそこ。


でもこの旅ではこの小さな娘に助けられた。
フリーマーケットの日、
4時起床して1時間程のドライブ。
パーキングの前列に滑り込み、
さぁ、買い付け。というときに
現金をすべてスーツケースに忘れてきた事実に気づく。
さらに悪いことににATMでも手持ちのカードが使えない......。
いまから往復で2時間以上かけて現金を取りにいくしかないけど
もう気分が乗らない。
凹み過ぎて座り込んでた僕に、
取りに帰ろうよ。
じゃなきゃ何も買えないよ。
さぁ、行こう!
って力強く言う彼女が僕には天使にみえた。

炎天下のフリーマーケットでも愚痴もこぼさず
休んでてもいいよという僕に大丈夫と答えるおさげ髪の娘。
行く先々でディーラーに気に入られていいものを格安で
手に入れてゆく姿に僕は天性のバイヤー資質をみた。





ロータスは彼女に任せよう。

BGM : MY GIRL



ロータスカリフォルニア たなかひろし







2015-08-06

糖質制限の旅。/ HOW DOES IT FEEL.

週に2回のジョギングとスイミングのおかげで体調はすこぶるいい。

でも、うっすらと腰周りに付いた贅肉はなかなかとれない。
壁に付いたこすってもとれない落書きのよう。
自分のものじゃないはずとおもいつつ、
見て見ぬふりする。



ディアンジェロのレコードを眺めながら、
やっぱ男は腹筋だなと......。
太ったロッカーと服屋にはリアリティーがない。
6packs againを決心する。


ただやせるだけなら
食べる量を減らして走る時間を増やせばいいこと。
たいして難しくはない。

でもそうやって体重を落とすと筋肉も落ちて
めりはりのないマッチ棒のような体型に。
結果、筋肉量がへっていて基礎代謝が下がっているので
食事を戻すとすぐにリバウンドする。

春先の走りこみでひざと腰を痛めた経験から
今回いろいろなリサーチの上、
万全を望んで取り組んだのがローカーボダイエット、
いわゆる糖質制限ダイエットとタバタ式トレーニングの複合技。

タバタ式トレーニングはいわゆるサーキットトレーニングで
20秒の運動と10秒の休憩を連続8回で1セット。
都合4分間の短いトレーニングを行って代謝をあげるといういうもの。
スクワット、プッシュアップ、 腹筋、背筋を組み合わせて4分1セットを4セット。
ジョギングも長い距離を走るのをやめて
タバタ式ですこしはやめのピッチで4セット、
合計16分でもこれがじつにキツイ。
汗はすぐに噴出してくるし
心臓はバクバク。
心拍数を落とさず有酸素運動をするので
運動効率が高いのがよくわかる。

一方、ローカーボのほうは、
そもそもラーメンや丼モノが好物でもないのでいけるかなと思ってのスタート。
疲れるとちょいと甘いものをつまむのが習慣の僕は
完全に体質が糖質代謝状態。
甘いものの摂取であがった血中の糖分を優先的に代謝していてるので脂肪は燃えない。
糖分が減ると脳が要求するんでつい甘いものをつまむ。
つまりは取りすぎの糖をインスリンが脂肪細胞に 送り込みつづけてるわけで
腰周りのふっくらはとれない。

ドローインといって最初の2週間は糖質を一日20g以下に徹底してカットする。
実はこの最初の1ヶ月が大切で、
この期間に体が 糖質代謝から脂質代謝に変るらしく、
大抵は我慢できずここで挫折するらしい。
自分で決めたことにはストイックな僕は
やると決めたらやる。


いざ糖質を徹底して制限するとなると
食べれないものが多くて困る。
好物のワインもだめ、
バゲットもパスタも
当然のことながらアイスクリームもフルーツも。
外で食べるランチに至ってはコンビニのサラダ以外にほぼほぼ選択肢がない。



2週間たってもあまり効果がでないので
ドローインを3週間に延長。
そもそもの細身の体型で基礎代謝が低いからか。
体調に変化が。
眠りが浅くなったり、
夜中にふくらはぎが攣って目を覚ますことも。
どうやら脂肪を分解してエネルギーに変える際には水分をたくさん必要なようで。

なかなか手ごわい。

もうすこしがんばってみよう。
どこまで耐えれるか。

もう完全にマゾ。

HOW DOES IT FEEL...

LOTUS CALIFORNIA たなかひろし