2015-03-06

IT'S MAN'S WORLD. / 真空管アンプMC240、また不調。


まだまだ寒い今日この頃、
休みの日は暖房の効いた部屋で
シェトランドセーター着込み
ウールの靴下を履いて
ぬくぬくとレコード三昧。

真空管のアンプに灯を灯し、
暖まるのを待つ間に
コーヒーを啜る。

至極の無音時間。


ボツッ。ボッッ。ボッッ。

なにやらスピーカーから不穏な音が...。

しばらくするとまた、

ボツッ。ボッッ。ボッッ。

悪魔のためいき。



数年前に一年以上待たされたレストアで
これで10年は大丈夫ですと太鼓判を押されたはずのアンプが...。
10年は大風呂敷だとはわかっていたけど。
早すぎますやん。とひとりつぶやく。


気を取り直して不具合箇所の絞り込みをすることに。

まずはプリアンプMX110を外して,
CDプレーヤーをパワーアンプに直結してみる。
それでもこのノイズは出てくるので、犯人はMC240君。
ボリュームを絞ってもその音量も変わらないので
どうやら電解コンデンサーの劣化だろうなと推測する。


アンプの電解コンデンサーや真空管なんかは消耗品、
車のオイルやタイヤと同様に定期的な交換が必要なわけで。
でも、5年くらいは心配ないだろうとおもっていたのに。
しばらくリビングオーディオの主役が使えないとなると気分が冴えない。

まあ、車検の時期がやってきたんだと割り切ることに。



BGM:  IT'S MAN'S WORLD  JAMES BROWN




この声、このきれ、このタメ。
すばらしきかな、JB。
大衆芸能の極み、歌舞伎に通ずるものがあると感じるのは僕だけではないはず。

その昔、オーストラリアのブリズベンでのJBライブを観た。
オープニングで、
星条旗のビキニ着てポンポン振り回すチアガールをバックに
LIVINIG IN AMERICAを唱ってたのも
ある種歌舞伎者だったなと思う。


LOTUS CALIFORNIA  たなか