構造フェチの僕のあこがれモデルがTHE NORTH FACE VE-24
バックミンスター・フラー博士考案のジオデシック構造を採用のうつくしいテント。
一番じょうぶな構造は球体であるといい、
三角形と六角形の組み合わせで球体に近い構造を作り出す。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%95%E3%83%A9%E3%83%BC
アメリカから届いたパッキンを開けてまずはコンディションチェック。
オーナー曰くほとんど使っていなかったという
幕隊のコンディションはまずまず。
イーストン製ポールも曲がりも無くきれい。
シームラーもオリジナルの箱に入ったまま。
いいじゃない。とひとりにやにやしていると...。
なんのにおい、これー?
リビング中に充満するにおいに家族のみんながびっくり。
子どもたちは正直だから、
くさーいー。なにこれー?
と子ども部屋に緊急避難して鼻をつまんだまま、
ガラス越しにくーさーいー。を連呼。
ポリウレタンで防水コーティングをしている時代のテントは
管理が悪いとポリウレタンそのものが経年劣化で粘性をおびてきて
べたべたになってくる。
そのうえにおいまで発生する。
そのにおいは独特で、
よく言えば銀杏臭。(よくいえば...。)
わるく言えば...。(よしておこう...。)
あの悪名高きMOSS臭どころではない。
大抵のことには寛大な僕の彼女もこれだけはがまんならなかったようで、
さりげなく、お香に火をつける...。
部屋中に満たされる銀杏臭とお香のかおり。
においのカオス。
こどもたちは時々覗き込んでは、
はやくかたずけてー、それー。
まったく...。
言う事きかないコはテント泊だからなー。とにらみを利かせる僕。
僕のあこがれのテントはお仕置き部屋と化す。
においは映像では伝わらないのは幸いなことです。
次回はテント洗濯レポートです(笑)
ロータスカリフォルニア たなかひろし