車の内装のレストアってなんでこんなに高いんだろうか。
ジョギングの途中で見つけた車の内装屋で見積もりをとったら、
あんまりな金額に開いた口が塞がらず、
僕のなで肩の両肩はこれ以上はない位に落ちた。
そのほか数社で見積もりをとってみても同じような結果に...。
なんで皮張りのソファーの張り替え以上の見積もりがでてくるんだろうか。
それなら椅子張り職人にオーダーする手もあるかな。
でもオリジナルの内装にはならないしな..。
'70-'75モデルのちょっぴりスパルタンなオリジナル内装をもくろんでいる僕は、
それなりの仕上がりは求めていない。
で、いろいろ調べてみたら,
元々MINIの内装全般をやっていた英国の会社があって
いまでもやっているらしい。
いいじゃない、本物が手に入るなんて。
MADE IN ENGLAND、いい響きだ。
と舶来好きの僕はにやにやする。
NEWTON COMMERCIAL http://www.newtoncomm.co.uk/home/
さっそくメールで毎日のようにやりとりして、
本日最終の見積もりがメールで届いた。
為替レートがいいのもあるけど、
送料込みで実に3分の1以下の見積もり。
しかもフロントとリアシートは本革仕様で。
本皮使いにするとシートだけでかるく2倍以上になるから
日本国内の手配ではあきらめていたんだけど。
メーカー泣かせの僕はここでも別注計画を進める。
本来クラブマンの初期型シートデザインにはリクライニング仕様はないんだけど、
無理いって作ってもらう。
さらに今回イノチェンティのドアを移植するので、
クラブマンのドアパネルでは各ハンドルの位置が違うから
初期型クラブマンのデザインパネルにイノチェンティの穴を開けれるかと打診。
イノチェンティのドア内側。
こちらがクラブマンデザインにイノチェンティの穴を開ける仕様。
はやくも型紙つくって写真送って来てくれた。
はじめは赤のレザーは英国内にストックがないから無理なんていってきたけど、
それは困る。
"THE LEATHER SEAT IS MY OBSESSION."
この一言で僕はがぶり寄った。
すると、
タータンレッドはないけれど、チェロキーレッドなら手配できると。
MK-1なんかはチェロキーレッドでかっこいいし、
ブラウンにもいいのがあるから、きょうサンプルを送るよ。
君の好きなのを選ぶといいよ。
とずいぶん前のめりに。
熱意があればやってくれるんだよね、
好きでやってる人たちだからこちらの本気度が伝わると
いろんな提案やアドバイスもしてくれる。
さあ、シートの皮サンプル早く届かないかなー。
つづく。
ロータスカリフォルニア たなかひろし
2012-02-21
CLBMAN ESTATE レストア日誌 VOL.3
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