2012-01-07

DRUMS & BASS



香港から例の荷物が届いた。
お弁当箱くらいの金属の箱に怪しい配線が多いから、
このご時世すんなりとは自宅に届かない。

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といっても何も怪しいものではなく、レコードプレーヤーのパーツ。
最近中古レコード屋で45回転シングルのでものに出会いつつも、
僕のプレーヤーは33RPMしかかけれないいんだよねー。ふふん。
という感じであきらめてた。
でも45RPMって音がいいんだよなー。と悪魔のささやき。
で、あきらめきれずレコード持ったままレジに向かう...。

だいたいの場合、黒いしっぽの悪いやつのささやきのほうに軍配があがる。


33回転使えるようにするには、
LINN純正のLINGOというアップグレードがあるけど,
こちらは目が飛び出て落ちて転がるくるくらいのプライスタグがついている。
程度のいい中古のLINGOでも探そうかとEBAYを眺めていると、
純正ではないメーカーでアップグレードキットを発見。

レヴューをみてみると、
低音の再現力がどーだこーだ。
内周部分の無音部分の静寂性があーだ、こーだ。
どうやらとても音が良くなるということらしい。
(たいていのオーディオ解説って文章力のない人が書いている。)
価格も心やさしい。
香港の制作者と数回のメールのやりとりで疑問点を整理して購入。


いわゆるサードパーティーのパーツが充実しているのが英国のプロダクト。
その製品が好きで好きでたまらなくて作ってるバックヤードビルダーみたいな連中が多くて、
案外いいものつくるもんだから、
メーカーもそのうち公認のパーツやチューンアップになったりもする。
ミニ・クーパーなんかももともとはそうだし。

で、休みの前日の夜遅く、ごそごそ。
説明では30分もあれば取り付けできるみたいなこと書いていたけど、
内部構造やらパーツやらを眺めたりして、
いちいち手が止まるからなかなかそうはいかない。
結局夜中の3時で中断、
翌朝に再開。
サスペンションの調整もして、
都合6時間以上かかって作業完了。
やれやれ。

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暖気運転もそこそこに、早速試聴。
M・JのBILLY JEAN、USA ORIGINAL盤で。
個人的には、これとSTEELY DANとBILL EVANSが
気持ちよく聴けたらもうなにもいうことはない。

で、肝心の音のほうはというと、
第一印象はうーん、すっきりしたな。というか、音が軽い。
期待していた低音より高音がほうがいい。すーっと伸びてる。
天気のいい日に遠くの山がきれいにくっきり近くに見えるような
見通しのいい感じとでもいうか。
物足りないからいつもより音量をあげると、
LOUIS JOHNSONのベースがブリッといいつつ音階がよくわかる。
NDUGU CHANCLERのドラムがドスッと沈んで、ハイハットがパシャーンととんでくる。

あわわわ、これはいい。

これでまた新年早々からレコード屋通いの日々になりそう。




LOTUS CALIFORNIA タナカヒロシ




2 件のコメント:

  1. cafe caho オカムラチアキ2012年1月8日 6:24

    うわー^^想像するだけでワクワクする感じですねー。僕はオーディオ関係もたいして詳しくはないですが、イイ音で聞くイイ音楽は無条件でココロ躍ってしまいます。cahoのBOSEで聴くMJのBilly Jeanも、なかなかイイですよ♪

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  2. オーディオは詳しくならないほうがいいかも。底なし沼だから。僕はあくまでも音楽愛好家なのですぐに立ち上がって踊ってしまいます。オーディオマニアは目を三角にして音を診てソファに沈んでいます...。

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