僕の場合、
好きなものってプロダクトでも音楽でも
交差点内の事故のように出会った瞬間にバーンと好きになるものと、
ぬかるみにはまるようにじわじわとじわじわと好きになってくるものとがある。
このガンジーセーターは後者のほう。
はじめて出会ったときは10代の終わり頃。
神戸の高架下で。
海のにおいのするセーターを探していた。
ニッティングパターンには意味があって
袖リブは船のロープ製のはしごを
袖付け部分は小石と砂を
肩部分にはビーチにブレイクする波を表している。
それだけでもうれしくてにやにやしてしまう。
そのころの僕の中ではピーターストームの未脱脂のセーターと並んで
個人的定番アイテムだった。
こちらはもう街では着なくなったけど。
(いやに重いしオイルくさいし...。バブアー同様、街で着るもんじゃないと思う。)
着てるとまわりから、
なんでそんなピタピタなの着てるの?とたびたび聞かれた。
ケーブル編みの白いセーターをざっくり着るのがあたりまえだったころ。
着るとキュッと体にフィットする感じと
袖が微妙に短くてどこか野暮ったく男臭い感じが好きだった。
そう、僕はちょっと野暮ったいくらいのほうがかっこいいと思ってる。
ところで、このセーターは気持ちよく太ってるひともよく似合います。
ヘミングウェイみたく。
でもそうじゃないひとはしっかり腕立て伏せして鍛えてから着てください。
男性受けもとてもよくなります。
受けるというかモテるというか...。
ロータスカリフォルニア タナカヒロシ
2011-12-11
SEAMAN’S SWEATER
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こんにちは。昨日はありがとうございました。ブログ始めていらっしゃったのですね!興味深い内容ばかりで☆
返信削除さて、サンバイザーの件です。メーカーは不明ですが、高級アウトドアとスポーツ用品店時代のアバクロンビー&フィッチ社でダース買いしていたとの事!”日本経済新聞出版社 ヘミングウェイの流儀”より
あら、赤ガンジーさん(笑)、貴重な情報ありがとうございます。でもアバクロンビー&フィッチ社はすっかり往年の面影のないアバクロとなってしまいましたね。
返信削除あのサンバイザーはいつか作りたいと思っているアイテムです。いつかね。ダース買いですか...。さすがはヘミングウェイ。最近僕はコンビ二であまりのおいしさに東ハトのレーズンチョコを箱買いしました。スケール小さいですが...。