ジャズピアノを聴くならトリオかソロがいい。
本物のスタイリストの演奏を楽しむには断然ソロがいい。
エヴァンスやモンクならなおさら。
うまいジャズピアニストは星の数ほどいるのだろうけど、
セロニアス・モンクはべつもの。
はじめて聴いたときは、なんだこれ.....。
ピアノ壊れてるの?
というのが正直な感想。
BLUE MONK / 真夜中のジャズより
でもその独特な音色とタイム感にはまって聴き続けていると、
まるでがちがちにかたいハリスツィードのジャケットが、
着続けるうちに体になじんでくるかのように、
気づいたらすっかり手放せない存在に。
残念なのはモンクはもうとっくに空の星のひとつになってしまっていて、演奏を観れないこと。
この目と耳で、あの大きな体で鍵盤を叩く音量を確かめてみたい。
ドラッグでよれよれできわどい演奏を聴きたい。
できることなら僕もよれよれで。
これぞジャズ。というのはもうレコードでしか聴けないのかもしれない。
ロータスカリフォルニア たなかひろし
好きなミュージシャンはちゃんとライヴ観ておかなきゃ、生きてるうちに。
同感です!僕は最近モンクの「THELONIOUS ALONE IN SANFRANCISCO」というソロアルバムが気に入ってよく聴いています。ちょっとテンション低め静かなモンクもいいものです。
返信削除ALONE IN SANFRANCISCO ジャケットのデザインも最高ですね。路面電車のうえに看板のようにタイトルが入っていて秀逸。モンクも幸せそうな顔してますしね。
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