何かがひとつ壊れると、
つぎからつぎへとモノが壊れていくのは我が家特有のウイルスなのか。
80年代にボーズ感性工学社の訪問販売で売られていた
名作ラジカセAW-1D。
当時初任給の2倍くらいのお値段だった。
いささか低音がブーミーすぎるけど、
小さな音でBGMをならすには低音が痩せなくていい。
CDの音飛びが時々出始めて数週間して、
いままでに見たことの無いHELPという液晶表示とともに
完全にCDが機能しなくなった。
HELPって...。
妙に人間味のある壊れ方するなと変に感心する。
30年以上も使っていればくたびれもするさと、
ボーズサービスセンターに修理依頼の電話をいれると
修理サービスは終了しました。とのつれない返事。
ボーズ感性工学さんの製品って永久保証を謳ってましたよね。
と食い下がるも、
担当オペレーターは外部入力使ってスピーカーとして使えますよ、と
とんちんかんなアドバイス。
僕は直したいの。
これはこれで重宝してるんだから。
HELP!
誰か直してくれるひと探さなきゃ。
LOTUS CALIFORNIA たなかひろし
BGM: HELP / DEEP PURPLE
今の気分はこのディープ・パープルのカバーバージョンに近い。
その後、ネット検索していると
修理してくれる人をヤフオクで発見。
入札→依頼→修理完了。
手元に戻ってくるまでわずか一週間。
あっというまだった。
コンデンサー等もアップグレードしてくれてるらしい。
(僕には音の違いはわからないけど。)
保証も一年ついてくる。
なんとも便利な時代ですね。
追記(2016 1 10)
機嫌良く動作していたのもつかの間、
レストアから約一月したあたりから
CDをスタートさせると空回りをしだすようになり
また例のHELPの文字とともに完全に動かなくなる...。
再メンテナンスを依頼したら、
わずか3日程でCDメカが交換されて戻って来た。
さらにまた一年の動作保証しますとのこと。
なんというすばらしい対応なんだろうか。
こういう仕事をプロフェッショナルというんだと思う。
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