自分でパーツを手配していると時々うまくいかないこともある。
エステートの後部スライドドアのアンダーレールがいつものMINI SPARESで欠品中。
次回入荷の予定は未定。
仕方ないのでイギリスの他のパーツ屋で手配していた。
なかなか届かないのでメールで問い合わせすると違う住所にデリバリーして戻って来たとのこと...。
すぐに送るから待ってくれとも。
で、ようやく届いたパッキンが見るからにおかしい。
オリジナルは金属の補強の入った固いものなのに、
なぜかちいさく丸い形状の梱包。
そんなわけないんだけど、
とりあえず開封してみたら出て来たのは
くるくるとぜんまいのように巻かれた状態のゴムパーツ。
手抜きパーツとでもいうべきクニャクニャのただのゴムレール。
本来あるべき素材でもなければ
ガラスのすべりを良くするための生地も貼っていないし、
水抜きの穴もない。
おまけに幅サイズもちがっているという致命的なお粗末さ。
ちゃんとパーツナンバー確認してオーダーしてるのに。
でもそういえばプライスも送料も安かった...。
“まあ、いいかー。”
とはここで言わない。
こんなのでとりあえず妥協してレストア進めると
あとで絶対に後悔してやり直すことになるのは
自分の性格上わかってる。
左がなんだかなーなパーツ、右が新たに取り寄せたかくあるべきパーツ。
こんなんで同じ品番でウェブ販売するのは犯罪行為ではと。
これでパーツ集めは終了。
あとはシートと内装がNEWTON COMMERCIAL社から届けば
貼り直してレストア完了。(の予定。)
たなかひろし ロータスカリフォルニア
2012-04-24
CLUBMAN ESTATE レストア日誌 VOL.6
2012-04-10
CLUBMAN ESTATE レストア日誌 VOL.5
旧車乗りの一番の心配はさびの進行。
ワーゲンみたいに車体ごと錆び止め材のプールにドブ漬けしていないミニは
ペイントされていない鉄板の合わせ目に湿気が回り込んで
知らないうちにさび始める。
それが年々進行していく。
ゆっくりとゆっくりと。
でもしっかりと。
僕のクラブマンも一見はきれいだけど、
お化粧落とすと素顔は大変なことに。
年齢はごまかせません。
今回はファンデーションでごまかすような小技は使わず
素肌のお手入れを徹底的にすることに。
レストア用のサイドシル新品社外品。
さびてるボディ本体底のサイド部分は本格的な
切った貼ったの移植手術の予定。
パッチ当てで見た目きれいにしてもすぐにさびるからね。
イノチェンティの右側ドアも下部分にさびがでているので
これもさびとりしてパテ埋めなんて半端なことははせず
新品パネルの張り替えをすることに。
ちなみにドアのパネル一枚を英語ではスキンといいます。
そう、お肌の手入れはしっかりとね。
タイヤハウスは結構なさびが...。
GOOD JOB.
ここはてごわいぞー。と言っただろうか。
火花ちらせて...。
ひきちぎられたサイドシル。
ミニの場合ここと各ドアの下部は余程のことがないかぎりさびてます。
身から出たさび。結構な量。
やれやれ。
つづく。(まだまだ。)
ロータスカリフォルニア たなかひろし
2012-04-03
MC240 IS BACK!!
マッキントッシュのアンプが一年ぶりに定位置に収まった。
実は車のレストアと平行して進めているレストアがいくつかある。
MCINTOSHのMC240の調子がいまひとつ悪かった。
時々片チャンネルの音圧が下がったり、
ハム音がはいったり...。
どこかぼんやりしてる。
アメリカのマッキンサービスを受けたのが10年以上前、
日本でも一度、真空管アンプの専門店でメンテナンスをうけているのだけど、
なにかいまひとつの様子。
鳴ってるけど完調ではない。
健康診断の結果は良かったけど
いまひとつ体がつかれやすいみたいな感じ。
なんか他にもどこか原因あるんじゃないの?
本格的な治療を施したくて国内外いろいろ探してみたら、
マッキントッシュのレストアでは相当有名な方が
九州にいらっしゃることがわかり一年前にお願いしていた。
レストアって修理とは違うと思う。
“ ただ動けばいい。”というのではなく、
オリジナルのデザインと性能を理解した上で
不具合箇所を徹底的に修理していって
性能にブラッシュアップをかける。
なんてことを本気でやってくれるひとってほとんどいない。
このくまさんのレストアはまるで極上のマッサージのように
疲れてるところ痛んだ筋肉をくまなく探し出し、
しっかりほぐしてくれるかのよう。
2本のコンデンサーの交換するにも
8本取り寄せてその中のマッチングのいいものを選んでくれる。
(詳細はくまさんのブログからどうぞ。)
http://blogs.yahoo.co.jp/kumataro_kt88/36770002.html
http://blogs.yahoo.co.jp/kumataro_kt88/36741821.html
愛してやまない60年代のジャズ、
70年代のロックを熱く太く想い通りに鳴らしてくれる60年代生まれのアンプ。
これで仕事終わってからビール飲んで音楽を聴く。
たのしみが増えたな。
でも、うまく鳴らす調整に時間もかかりそうだな...。
ロータスカリフォルニア たなかひろし
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