2019-08-18

センチメンタルな夜。




この夏は、一番下のむすめを連れてのカリフォルニア。
いつも通りに、
古い友達とつるんで波乗りして、
レコード屋を巡り、
毎日メキシカンを食べる日々。
ではなかった。

子供が三人もいればその付き合い方も変わるわけで、
末っ子はすこしスポイル気味。
僕はあれこれ言わないけど、
娘はあれこれと旅の注文をしてくる。
あれが食べたいとか
どこそこに行きたいとか。
それがかわいかったりもするんだけど。

で、今回は彼女の熱烈なリクエストはディズニーランド。
僕が人の多いところが苦手なのを知ってるから、
ディズニーランドは接客対応が素晴らしい。
なんて、
絶賛のプレゼンをするので接客の勉強も兼ねて潜入。


予想に違わず、
園内では子供たちは大声上げて走り回ってるし、
何するにも並ばされるし、
前評判の高いスタッフには乗り物乗るにも早くしろと追い立てられ、
3Dのアトラクションでは乗り物酔いでひどい目に。
ホリデイ客の対応疲れかあくび連発のスタッフが目に付く。
肝心の接客対応は至っておおざっぱなアメリカン。

まあ、娘は大喜びなので細かいことは気にせず、
僕は今日一日はお嬢さまの執事役に徹して
文句は言わないでおくことに。

お約束の夜のキャラクター総出演のプロジェクションマッピングショーと
盛大な花火を観てほぼ終了。

そういえばこの夏にラウンチしたばかりという
スターウォーズのギャラクシーエッジエリアが凄いというので
一応見ておくかくらいのつもりでてくてく丘の上目指して歩いていく。
近づくにつれ園内の照明は暗くなりなにやら怪しい雰囲気に。


月夜でふんわりと照らされた岩山をバックに、
ライトアップされたミレニアムファルコンが出現。
脳内麻薬が一気に放出、
一気に覚醒モードに。





本来は予約がないとは入店できないらしいバー・キャンティーナも
遊牧民風な服をまとったスタッフのアメリカンなゆるい対応のおかげで入店。
中は映画のシーンのままのつくりに気分は最高潮。
カウンターに娘と並んでおつかれさまの乾杯をする。
ライトに照らされた彼女のなにか大人びた表情に
すこしセンチメンタルな気分になる。


そんな夏の夜。