2015-08-10

MY GIRL. / TRIP TO CALIFORNIA

久しぶりのカリフォルニア。
いやがうえにも気分が上がる。


今回は娘を連れての二人旅。
二年前の息子とのおとこ二人 旅ほどストイックではない。
総じてオトコ親は娘に甘い。

でもやっぱり、普段通りに僕の好きなカリフォルニアを巡る旅。

ハンティントンにある友達の家にステイして
朝からパシフィックコーストハイウェイを流して
クラシックサーフポイントで波乗り。
昼からちよこちょこと買い付けに車を走らせる。
ローカルのバーガーショップやメキシカンでランチ。
夜はスーパーで買った食材で簡単なサラダを作って食べる。
ディズニーランドも行かないし、
レストランで食事することもない。


いつもの旅のスタイル。



はじめはホームシックで母親とのフェイスタイムで
涙流して言葉詰まらせていた娘も、
帰る頃には、
カリフォルニアっていいね~。
みんなたのしそうだし。
英語できたらもっとたのしめるかな。
なんて調子ですっかり南カリフォルニアのファンに。

英語できなくても
元気いっぱいの笑顔でコミニケーションしてる彼女をみて
僕はにやにや。

僕が伝えたかったのはそこ。


でもこの旅ではこの小さな娘に助けられた。
フリーマーケットの日、
4時起床して1時間程のドライブ。
パーキングの前列に滑り込み、
さぁ、買い付け。というときに
現金をすべてスーツケースに忘れてきた事実に気づく。
さらに悪いことににATMでも手持ちのカードが使えない......。
いまから往復で2時間以上かけて現金を取りにいくしかないけど
もう気分が乗らない。
凹み過ぎて座り込んでた僕に、
取りに帰ろうよ。
じゃなきゃ何も買えないよ。
さぁ、行こう!
って力強く言う彼女が僕には天使にみえた。

炎天下のフリーマーケットでも愚痴もこぼさず
休んでてもいいよという僕に大丈夫と答えるおさげ髪の娘。
行く先々でディーラーに気に入られていいものを格安で
手に入れてゆく姿に僕は天性のバイヤー資質をみた。





ロータスは彼女に任せよう。

BGM : MY GIRL



ロータスカリフォルニア たなかひろし